ヘルパーの業務

知っておきたい介護の知識

介護に期待されるホームヘルパーの活躍

少子高齢化に伴い、65歳以上の人口の増加と共に若い世代が減っています。
高齢化の原因には医療技術が進歩したことも一つの背景にあります。
高齢化率が増加傾向にある中で、昔は”呆け”と呼ばれていた言葉が現代社会において”認知症”と呼ばれるようになり、名称も認知度が上がり市民の共通言語となっています。
高齢化率が上がったことで認知症のある高齢者も増加しています。
同居世帯の減少に伴い、独り暮らしや高齢者夫婦のみの世帯も増え、食事の準備や洗濯など当たり前の生活行為が難しくなることで、家族で支え合うことが難しい現代では、介護保険制度を利用したホームヘルパーの利用などにより、身体的または家事援助の提供を行うことで住み慣れた自宅での暮らしを支えることができるようになりました。
介護の力により高齢者が地域の住民と共に継続的な関係性を維持し、住み慣れた家で最期の時を過ごすことができる時代になりつつある中で、ホームヘルパーの今後の活躍が期待されるのではないかと思います。

介護職員のヘルパー業務

高齢者の排泄、食事、入浴など自分で出来ないことのお手伝いをする介護業務の中に、楽しみながら、箸でご飯を食べるようにするためには、噛みやすい食事の提供とともに嚥下機能や身体機能の改善などが不可欠です。
食事に携わる管理栄養士や調理師だけでなく、ヘルパーの力も重要となります。
日々の要介護者の咀嚼訓練を行い、胃ろうをつくったままの状態が長期にわたっている場合、咀嚼、舌の動きを忘れてしまうことが多く、思い出してもらえるよう常食を提供し、意識を促すことから始まります。
箸を持ち、食材を口まで運ぶ動作も行ってもらいます。
こうした訓練を地道に繰り返すことで意識が改善し、口で食べられる場合があります。
職員全員に一人ひとりの高齢者の処遇方法を浸透させ、多職種協働で行うことが大切です。
全職員がそれぞれ他職種と連携を図りつつ、要介護者が食事を楽しむことができるように、安全で安心して、美味しい料理を提供することが求められています。

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Last update:2017/4/10